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〈BLOG🎽〉No.24 3年/原田洋輔

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〈BLOG🎽〉No.24 3年/原田洋輔

3年 原田洋輔

 

はじめまして。栗本よりご紹介に与りました、3年副主将の原田洋輔です。

平素より農大陸上部を応援いただきまして、誠にありがとうございます。

栗本から大いに持ち上げられたので内容の詰まったブログでお届けします。

 

さて、本ブログでは自己紹介の後に、これまでの陸上人生や箱根駅伝を志す理由を入学してから感じたことも踏まえて述べさせていただきます。

 

出身地は神奈川県横浜市戸塚区です。横浜市立大正中学校・鎌倉学園高校を卒業し、現在、東京農業大学農芸化学科に所属しております。

冬が大好きで趣味はスキーやスケートといったウィンタースポーツです。昔はボーイスカウトで積極的に活動しており、様々な技能や足腰、メンタルを鍛えられました。

 

私が長距離を始めたのは中学2年生の頃です。

中学1年生の頃は短距離で活動していましたが、1年間100mは16秒台のままでした。どんどん速くなる周りとのギャップと馬鹿にされ続けた日々から逃げるように長距離へと転向しました。

しかし、いざ長距離で練習してみると「とんでもないところに来てしまったな」と痛感する日々で、結局駅伝以外の公式戦には一度も出場できずに卒業しました。ただ、当時の恩師の丸尾先生から「絶対に途中で辞めない、最後までやり切る真面目さがある」という性格を評価され、文武両道を掲げる鎌倉学園高校にて陸上を継続することにしました。

 

高校でも全くついていけない日々でしたが、恩師の保田先生は「陸上で勝ててないのだから頭では絶対負けるな」とよく仰っており、高校の勉強と共に解剖学や生理学などを勉強し始めました。それから自身を媒体に試行錯誤を重ね、高校2年生の秋に記録を伸ばすことに成功しました。

この成功体験をきっかけに生化学に興味を持ち、好きな勉学を深めながら陸上もできる東京農大の農芸化学科に入学することを決意しました。

最初は「馬鹿にしたやつら全員見返してやる」という怨念のこもったモチベーションでしたが、いつの間にかそんな気も失せて陸上に対してとても研究熱心になっていました。

 

ピンときた方もいらっしゃるかと思いますが、私が箱根駅伝を志す理由は地元が戸塚だからです。なので、正確には3区を走ることが目標です。

ですが、そもそも大学1年生の箱根駅伝予選会を経験するまでは箱根駅伝はただの憧れでしかなく、走られるとは全く思っていませんでした。ただ、その予選会での敗退が私の心に火をつけたようで、箱根駅伝への認識が「憧れ」から「戦う舞台」へ変わりました。

大学2年生で得た箱根駅伝出場権で私は4区を走りましたが区間19位で、チームの役に立てなかったことがどんなことよりも辛かったです。自分のことしか考えられていなかった罪悪感と情けなさに苛まされました。

以来、このチームで自分がどうあるべきか、何をするべきか悩むことが増えました。ただ単純にこのチームで箱根駅伝に出場し、どんな区間でも絶対貢献したいと強く思っています。

 

もうひとつ志す理由があります。それは私がこの夢へ至るまでに関わった全ての方々の応援や期待に報いるためです。

私にとって箱根駅伝3区というのは、これまでたくさん応援して支えてくださった人たちへの恩返しであり、ここまで育ててくれた両親への最大の親孝行です。

ただの駅伝ではなく、私の20年間すべてを体現する舞台です。また、私が幼少期の頃から間近で箱根ランナーを見て憧れていたのと同様に、今の子供達が父親の肩の上から見るその先の選手に憧れて夢を持って欲しいと、そしてその選手が自分であればなお喜ばしいと思っています。

 

もうすぐ予選会となりますが、私は先日までオーバーユースで走ろうにも全然走れない日々が続きました。三年生になってからの私はずっと不調続きです。だからと言っていつまでも弱い姿を晒すのはプライドが許しません。

副主将として役目は必ず果たします。チーム一丸となって死力を尽くしますので応援の程よろしくお願いいたします。

 

最後になりますが、私は引退後大学院への進学を前向きに考えています。

将来的に、この大学で培った経験と知識をもとに、アスリートとして支えられる立場から支える立場になりたいと思いました。陸上をもっと続けたいと思った時はまたその時考えます。これで私のブログは以上です。

 

次にブログを書くのは2年生の磯光清(いそ こうせい)です!

彼は明るく真面目で陸上にとても真っ直ぐな人です。2年生ながらチーム全体をよく見られていてムードメーカーでもあります。私が潰れかけている時も励まし寄り添って立ち上がらせてくれました。今の私があるのは彼のおかげでもあります。とても尊敬できる部屋っ子です!

 

長い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは磯君よろしく。