2年 菅原匠人
こんにちは。菅原昇真さんから紹介にあずかりました、栄魂を受け継いだ2年の菅原匠人です。今回は「原点回帰」をテーマに書かせていただきます。
高校時代の私は、内気な性格でした。前に出るのが苦手で、自分の意見をはっきり言うこともできず、練習や試合でも周りに遠慮して、積極的に走ることができませんでした。練習では走れても、試合で結果を出せない時期が長く続きました。
そんな私に、ある日、恩師がかけてくれた言葉があります。
「結局は、自分次第だぞ」
そのときは正直、何が“自分次第”なのか、よく分かりませんでした。
でも、その意味が少しずつ分かるようになったのは、高校最後の1年でした。最終学年になり、練習でチームリーダーを任されることがありました。先頭に立って引っ張ったり、声をかけたりと、徐々に積極的な行動を取れるようになっていきました。
それは試合にも表れ、大幅に自己ベストを更新することができました。
走りの面でも、気持ちの面でも、「自分次第で変えられる」という経験を通して、自信を持てるようになったんです。
しかし、大学に入ってから、再び壁にぶつかりました。
先日の日体大記録会では、31分26秒で組の最下位。練習ができていても、試合で結果を残せないのが現状です。
でも、そんなときこそ思い出す言葉があります。
「自分次第」です。
高校時代の経験があるからこそ、「まだ自分は変われる」と信じて、練習メニューの見直しや、日常生活の改善に取り組みました。最近ではスピード練習を取り入れたことで、少しずつ走りの感覚も良くなってきました。
試合で結果が出るまでは何とも言えませんが、今年こそ大ブレイクしてみせます。
「自分次第」という言葉は、今もこれからも私の原点です。
この言葉をかけてくれた恩師には、本当に感謝しています。だからこそ、結果で恩返しができるよう、これからも練習に励んでいきます。
次のブログ担当は1年の川島遥人です。川島は、どこか優しい雰囲気がにじみ出ていて、落ち着いた口調で時々話しかけてくれます。
大学入学後は、まだ思うように走れていないかもしれませんが、もともと力のある選手です。焦らず、地道に頑張ってほしいと思います。
それでは、川島よろしくお願いします。