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〈BLOG🎽〉No.51 4年原田洋輔

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〈BLOG🎽〉No.51 4年原田洋輔

4年原田洋輔

こんにちは。優空から紹介にあずかりました4年副主将の原田洋輔です。
優空は人当たりが良く、いつもニコニコしながら僕と話をしてくれる可愛い後輩です。その反面、悔しさをしっかりバネに変えられる熱い心を持っており、学年リーダーを務めるほどの統率力と信頼があります。今後の農大には彼の活躍が必須なので逞しいエースに成長してくれるでしょう。よく宣戦布告されますが絶対に勝たせません^^

 

さて、2回目のブログですが生い立ちは前回書きましたし、もうすぐ競技引退する身なので思い出を馳せようと思います。この先もうブログを書くなんてきっと無いので僕らしい文章でしっかり真面目に綴ります。

 

僕ら4年生は農大陸上部の成長を最も感じている世代でしょう。

「予選会突破には程遠い、中堅校の中でも下の方」――入学時に僕が抱いていた農大の印象でした。僕自身、県の強豪校に在籍しつつも、無名で大舞台経験も無く、大学の競技レベルの高さに触れ箱根は夢のまた夢。チーム内でやる気のある人と無い人の温度差が激しく、その強い失望感で思わぬ衝突や誤解が生まれ、人間関係にも非常に疲れていました。だからこそ、僕は自分が成長することしか考えていなかったのだと思います。それが1年生の僕です。

 

しかし、2年生になってチームに爆弾が投下されました――「前田和摩」です。
彼は当時のダブルエース高槻さん・並木さんに次いですぐにエースへと駆け上がりました。「行けるかもしれない」、そんな雰囲気がチームに漂い始めました。悔しいですが彼は間違いなく“革命”そのものです。この流れに乗って僕も10000mで28分台を出し、全日本大学駅伝に続き箱根駅伝も出場権を得ました。初の全日本大学駅伝は持ち前以上の力を発揮できて、非力ながらも、当時は“四本柱”なんて呼ばれてウキウキでしたね...笑。ただ、箱根駅伝は苦い思い出です。地元である3区を切望するあまり4区で空回りしました。夢が叶わないことよりもチームの役に立てないことがはるかに辛くて、自分ばかりであったことが情けなく打ちひしがれました。

 

そんな思いで迎えた3年生。
故障は繰り返すし、ずっと不調だし、焦って空回りして迷惑かけて、挙句の果てにはあと1秒で箱根駅伝を逃し、追い打ちをかけるように11月に肺気胸になりました。仮にチームに箱根駅伝があっても、僕はいなかったでしょう。こんな絶望のさなか、あるモットーが僕の中に生まれました。

 

『1%の成功が99%の苦しみを誇りに変える』

苦しみの大きさがそのまま誇りの大きさになる。そう思うと辛く苦しい時間も「悪くないな」と感じられました。いつか絶対成功があると自分を信じて練習ができました。そんな状況で出た2月の学生ハーフ61分台――誇りに変わった瞬間でした。

 

4年生、全日本駅伝選考会直前で起きた大腿骨疲労骨折。これはかなり堪えました。あの一秒に続き自責の念は最高潮で、それは小さな焦りやミスとして日常に現れました。夏合宿では主将の菅原を筆頭にチームをよく引っ張ってくれており、僕以外の皆が高水準で練習をこなしていました。勝つチームの何たるかを目の当たりにした気がします。僕は9月1日から走り始め、予選会までほとんど一人で練習していました。全く貢献できていないだけに、箱根予選への執着はもはや依存と言ってもいいほどに膨れ上がっていました。

 

そして迎えた予選会。勝つだろうなと思っていたら想像以上に勝ちました。泣いた。

 

皮肉にもあの一秒は、応援と協力してくださる方の多さに気づかせてくれました。それは日々の小さなことへの感謝や私生活の徹底など競技者としての誠実さを磨き、自分ではなく誰かのために走りたいと思うようにしてくれました。僕はこの4年間で心身ともに大きな成長を感じています。
予選会を勝ち抜いた今では、これまでの成功も失敗も苦しみも、あの一秒もすべて僕の誇りです。終盤にしてスタートラインとなった箱根駅伝、今までの全ての思いを乗っけてシード権獲得に必ず貢献します。

 

なかなか香ばしい良いノンフィクションでした。
1月2、3日限定公開―無限陸上編 最終章““箱根駅伝再来””―ぜひご覧ください。

 

長々と独り言にお付き合いいただきありがとうございました。来年からは大学院でこのチームの行く末を見守ります。箱根駅伝の無い陸上に居場所を見いだせなかったので、競技継続はせず新たな夢を追います。

 

 

次回のブログは2年男子マネージャーの山城俐久(やましろ りく)です!
とてもきれいなフォアフットをする走れるタイプのマネです。普段大人しそうに見えて根は超面白いと勝手に思っています。陸上モードになるとコーチのような風格に変貌する頼もしいマネです。一時期「長嶋」と呼ばれていましたが、一体何のことでしょうか...??

それでは長嶋君、楽しいブログをよろしくお願いします!!